テレビを消して本を読もう。受け身だけでは頭がなまける。

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 最近読んだブログの中でも「大多数の人々は出勤する前や帰宅後の貴重な時間にテレビを見て過ごします。彼らは、ただただ受動的に情報を受け取り、テレビを生業とする人々を儲けさせることはできますが、変わりに自分自身の時間を失っています」とあります

 家に帰ると、まずテレビのスイッチを入れる習慣がある人も少なくありません。確かに「ひとり暮らしだと人の声が恋しくなるから」というのは、わからなくもありません。

 でも、テレビをつけると、別にみたくもない面白くもない番組も、だらだら見てしまいがちです。テレビは時間を盗む機械です。本を読む時間、音楽を聞く時間、眠る時間、体を鍛える時間、友達と会う時間、考える時間はどんどん盗まれていきます。

 そして「音」と「画像」という、ぼおっとしていても入ってくる情報に慣れてしまうと、自分で努力して情報を取り入れて、考えて、整理して、頭の中にインプットするということをやらなくなってしまいます。情報鵜呑み状態で咀嚼しないわけです。自分の頭で考えることが苦手になっていきます。考えない人のところにお金は寄ってきません。

 テレビを見ないと人の話題についていけません。と心配することはありません。テレビ番組ばかりを話題にする人とたくさんの時間を過ごしてもあまりいいことはありません。

 テレビやテレビゲームを仕事にしている、仕事にしようとしている人は別ですが、ふつうテレビを見てもいいのは1日2時間までが目安です。テレビゲームもここに含まれます。「本を読む時間」のほうが「テレビを見る時間」より多くなるのが理想です。

 本は最低、月に1冊は読みたいところです。

 本が好きな人は、好きな本を手当たり次第読むことです。何を読んでいいかわからない人は、会社の上司や仲間に最近読んで面白かった小説や役に立った実用書を推薦してもらいましょう。

 憧れの先輩が感動した本なら、ちょっと無理しても読み通せますよね?

 どうしてもテレビが消せない人は、テレビを捨てるというのも手です。箱に入れて紐で縛って押入れにしまってもいいですが、どれほど時間が増えるかびっくりすること間違いなしです。