サラリーマンは現役時代の収入の4~5割の年金がもらえる。

 サラリーマンは、いつからいくらの年金がもらえるのでしょうか?


 このブログの読者なら、もらえるのは全員65歳からです。もらえる金額は、現役時代の給料の額によって、また扶養している(つまりその人の収入で養っている)配偶者がいるかどうかで違います。

 いまの制度で計算してみると、現役時代の給料の平均が月35万円で独身者なら65歳の年金額は、年約165万円。専業主婦の妻があれば、これに妻自身の年金が加わって、夫婦で年約245万円です。共働きなら、単純に独身者の2倍で、年約331万円になります。

 
 現在の年金の水準では、独身者や共働きなら、現役時代の収入の約5割、妻が専業主婦の夫婦で約6割が目安ですが、将来的にはこれがそれぞれ4割、5割程度に下がりそうです。

 
 割合では片働きが有利ですが、絶対額では共働きに軍配が上がります。