車をローンで買い続けると、利息だけで500万円

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 車はローンで買うものだと、途方もない勘違いをしている人がいます。

 まず、十数万円の頭金を払って、5年のローンを組みます。ローンが終わると、その車を下取りに出し、その代金を頭金にして、また5年のローンを組みます。そのローンが終わるとまた……。

 これを繰り返すと、半永久的に車のローンを負って、車を持っている限り、ローンを返済することになります。もちろんその期間はずっと利息を払い続けるわけです。

 
 22歳から72歳まで車に50年乗り、5年ごとに買い替え、その度に200万円のローンを借りるとすると、その間に金利10%としてトータル約500万円もの利息を払うことになります。

 この悪循環は、次の車を「現金」で買うことで断ち切ることができます。この500万円はもっと生きたこと、意味のあることに使ったほうがいいです。

 これまで、いろいろな家系を見てきましたが、収入のレベルに関係なく、「車をローンで買っている家には貯金がない」というのが現実です。貯金のある人、貯金のある家は、車を必ず現金で買っています。「車が趣味」という人こそ、車は現金で買うべきです。

 必要あん貯蓄さえできていれば趣味費はいくら使っても構いませんが、ローンは絶対禁止です。歯止めがきかなくなって自滅につながります。「車は絶対現金で」ということを覚えておいて下さい。