お金が貯まらない人は、しばらく現金生活をしてみる。

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 「お金が貯まらない」、「どうも赤字らしい」という人の共通項は、カードでバンバン買い物しているということです。

 銀行の残高がゼロでも、10万円の買い物ができてしまうのがクレジットカードの恐ろしいとこrです。

 「給料20万円だから1割の2万円貯めよう」と決心したとします。何とか18万円でやりくりしたとしても、カードで5万円買い物をしていたら、その月の本当の支出は23万円ということになります。貯金したつもりが実は3万円の赤字になっているのです。

 翌月は13万円(20万円-2万円の貯金-5万円のカード支払い分)で、生活しなければならなくなります。これは苦しいです。そこで、また3万円をカードで、となると、毎月膨れ上がっていって、もうわけがわからなくなります。それでも一括払いならまだいいですが、分割払いやリボ払いを使い始めると、この負のサイクルから抜け出すのがどんどん難しくなります。

 
 クレジットカードには利点もありますが、お金を貯められない人、お金の管理が苦手な人は、しばらくカードを使うのをやめるべきです。まず、現金払いだけで生活してみましょう。

 こうすることでお金の管理は簡単になります。銀行の残高と財布の中のお金だけで生活すればよくなります。給料日前には多少苦しくなりますが、それさえ乗り切ってしまえば、ノルマの貯金は可能となります。

 まずはシンプルから始めて下さい。


 
補足:「クレジットカードの困ったところ」

1.お金がなくても買い物ができる。
2.支払い期限がわからなくなる。
3.自分の支払い能力を超えて使ってしまう危険性がある。
4.リボ払いやキャッシングは金利が高い。
5.計画的に使わないと多重債務に陥ることがある。



クレジットカードを利用する時は…


1.計画的に使いましょう。
→1ヶ月にカードで使う上限(10~15%)を決めて、支払い可能かどうかを頭に入れたうえでクレジットカードを使いましょう。

2.支払い期限を把握しましょう。
→支払い期限に銀行口座の残高が足りないと遅延損害金を支払うことになります。これは同時にブラックリストに載ることを意味します。

3.支払いは一括払いのみとします。
→リボ払いや分割払いは、利息がつく上に残高が把握できなくなります。

4.明細は捨てない。
→支払日まで手元におき、請求書と照らし合わせるようにしましょう。