30代で起業すれば、世界が違って見えるはず!

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 アメリカでは「金持ちになりたいなら起業する」というのが常識です。サラリーマンでは一生金持ちになることはできません。

 日本でもインターネットが普及し、IT関連で20代、30代の起業家が続々と登場し、皆というわけではありませんが、株式を上場して億単位の財産を作った人も珍しくなくなりました。

 私も運良く、その何人かと会って話をするチャンスがありましたが、そういう人は、器もエネルギーも能力がやっぱり全然違います。誰でもああなれるわけではありません。

 でも、そんなに華々しい成功はしていなくても、社員3~30人くらいの会社を作った人たちもいます。私の会社も社員とアルバイトを合わせて6人くらい。このくらいなら、誰でもできます。

 
 どんなに小さくても、会社として登記し、自分以外の人を雇えば、立派な起業です。雇われではなく、1人でやるフリーランスでもなく、雇い主になるのです。


 これは一度は必ず経験する価値があります。それも若いうちに経験することを強くすすめます。私が会社を登記したのは29歳で、営業を始めたのは30歳です。理由は単純、既存の会社でやりたいことがなかったからです。

 起業してびっくりしたのは、世界が違って見えたことです。それまで「消費者」「お客さん」としていろいろなことを見てきたのに、突然「生産者」「サービス提供者」の立場からそれらが見え始めたのです。

 新商品のチョコレートを見て、「これは、どういう客をターゲットに開発したんだろう?」と自然に考えてしまうあたり、自分でもびっくりしました。しかし、これは経験すべき大きな発見です。