ホーム ＞ 貯金ゼロでも１億円貯めるコラム ＞ 口座は最低４つ持つ。生活口座、緊急費口座、取り分け口座、増やす口座
人間は、自分で思っている以上に意志が弱いから、貯めるべきお金を使い込んでしまわないためには、口座をきちんと分けることが必要です。
１つめは生活口座です。給料の振込口座となっている普通預金をこれにあてます。公共料金やクレジットカードの引き落としは、全部この口座で管理すると、この通帳を見るだけで、お金の流れがだいたい管理できます。
２つめは緊急費口座です。生活費１〜２ヶ月分を、銀行の定期預金にして、総合口座にします。総合口座にしておけば、普通預金口座残高がゼロになっても、定期預金残高の９０％まで借りて、引き出すことができます。でも、しょっちゅう口座残高がマイナスになるのはいけません。万一の事態にだけ、利用することを心がけましょう。
３つめは取り分け口座です。銀行の貯蓄預金からネット証券のMRFがいいでしょう。ボーナスの１部を入れてもいいですし、毎月一定額を積み立てることもいいでしょう。年収の１割くらいが目安です。
４つめは増やす口座です。給料天引きの財形貯蓄や、銀行の自動積立定期など「安全な商品」に、投資信託など「投資型の商品」を組み合わせましょう。
これらをそれぞれ目的どおりに使えば「アパートの更新料が払えない！」ということも「将来のための貯蓄でテレビを買っちゃった」ということも避けられます。それでも最終的にはあなた自身にある程度の意志の強さが求められます。