年金制度を変えよう。もう年寄りに任せておけない。

 日本の年金制度は、5年ごとに大きく見直されます。2004年度の次は、2009年度です。


 現在の年金制度は20~60歳から集めた年金保険料を、65歳以上の人たちに「年金」として支払う仕組みになっています。しかし、高齢化で65歳以上がどんどん増えて、少子化で60歳以下がどんどん減るという人口構造では、保険料収入は減るのに払う年金が増え、制度を維持できません。


 私たちは高齢世代に有利で、若い世代に不利に変えられつつある年金制度を、きちんと知って、改革していく必要があると思います。

 「難しくてわからない」と放っておいては大変なことになります。自分たちに不利になるように、どんどん制度が変えられるのを、指をくわえて見ているのは(あるいは見ようともしないのは)情けないこたとです。

 国の制度が悪ければ、個人レベルでどんなにがんばっても、豊かな生活を送ることはできません。20代、30代が問題意識を持って立ち上がり、年金も税金も変えていきましょう。