貯金は給与天引きか自動積立。使う前に貯めるが鉄則

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 貯金を続けるコツ。それは給料をもらったら、使う前に貯める分を差し引いてしまうことです。会社員であれば、「給料天引き」貯蓄が強い味方です。財形貯蓄や社内預金は、給料が銀行口座に振り込まれる前に、毎月の積立金額が差し引かれます。貯金分を使い込みようがないので、必ず貯まります。

 ただし、会社によって申し込み手続きが年に1回〜数回しかできないこともあるので、次の申し込み時期までは、銀行で積み立てておきましょう。

 会社に天引き貯金がないなら、銀行の「自動積立定期」を使います。給料の振込口座から、決まった日に決まった額を、定期預金に振り替えて積み立ててくれます。振替日を給料日と同じ日か、直後に設定すれば、残高不足で貯金できないという事態を避けられます。
 
 積立定期は、とくに利率がいいわけでもありませんが、口座を分けることで、使っていいお金とダメなお金をはっきりと区別できるところに大きな意味があります。金融機関や金融商品は数々ありますが、まずはこの方法で、生活費の1〜2ヶ月分を確保して万一に備えましょう。万一とは、親が急病で倒れて里帰りするためや、失業して食いつなぐためなど、万一に備える貯金を「緊急資金」と呼びます。

 もっと残高が増えてきたら、投資で増やすことも視野に入れます。

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自動積立定期
→銀行の普通預金の口座から、毎月自動的に定期預金口座に積み立ててくれるービスです。ボーナス時や余裕がある時は増額もできます。給与振込口座にセットすれば、手間がかからず貯蓄が可能です。

毎月1000円以上、5000円以上、1万円以上など1円単位で選べます。


オート定額
→郵便局の通常預金口座(銀行の普通預金と同じ)から、毎月自動的に「定額預金」に積み立ててくれるサービスです。ボーナス月の増減も可能です。

毎月1000円以上、1000円単位で選べます。


投資信託積立
→銀行、証券会社などで、自動積立方式で投資信託が買えます。投資信託は元本保証がありませんが、大きな利益を期待できる商品なので、毎月同額を積み立てることで、安定的に資産形成できると言われています。

毎月1万円以上、1円単位で選べます。