貧乏項目と贅沢項目を作って生活にメリハリをつける。

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 限られた収入で、生活の満足度、充実度を高めるためには、メリハリのあるお金の使い方をするのがコツです。

 それには「コレにはお金はかけない」という貧乏項目を決めるのも有効です。例えば、服にお金をかけないと決めれば、行きつけのリサイクルショップを見つけて新品の購入を控えることができます。そして代わりにジャズの生コンサートには毎月参加するというのでもいいでしょう。

 昼食にお金をかけないのであれば、たとえあなたが男の一人暮らしであったとしても、自分で作った弁当を持参してください。そして代わりに月に一度は、彼女とゴージャスなレストランにでかけることができます。

 バッグにお金をかけないのであれば、手作りのマイバックで押し通したお金で年に1回バリ旅行に行くこともできます。

 化粧品にお金をかけないのであれば、ローションは手作り、メイクはサンプルのみとして靴を全部イタリア製でそろえることもできます。


 自分に向いた貧乏のあり方を見つけることが大切です。一歩間違うと貧乏くさくなる恐れもありますが、徹底するとそれはもう「哲学」とか「ポリシー」に昇格して、尊敬に値します。


 そうやってケチった分を、自分ならではの「贅沢項目」にあてるのです。できれば「モノ」以外がおすすめです。

 そもそもモノにお金をかけるのは、人に見せて自慢したい「見栄」のためにほかなりません。そうではなく、人に見せられなくても絶対手に入れたいもの、いまや将来の自分を豊かにしてくれるものにお金を使ってください。

 夜行バスで旅行に行くことや、楽器を習い始めることなど、貧乏に耐えた分以上に、あなたの心が贅沢になる使い方を探して下さい。